平成17年頃、高知県が独自に交配した土佐はちきん地鶏は、土佐の 鶏「土佐九斤(とさくきん)」や「大シャモ」の特長を受け継ぐ品種。 その約8割が大川村で徹底した管理のもと大切に育てられ、全国の 食通にその美味しさを届けています。
温度管理がキモとなる地鶏の飼育には厳しい環境の大川村。氷点 下に達したときは泊まり込んで見守ったこともあるそう。 大きな愛情と創意工夫で大切に育てられる土佐はちきん地鶏は、今 や高知を代表する地鶏のひとつにまで育ちました。
大川村の豊かな自然、恵まれた環境の鶏舎で、1㎡当たり8羽ま での平飼いで、ストレスなく75日以上(ブロイラーの約2倍の日 数)の日数を掛けて伸び伸びと飼育しています。飼料は、「土佐 はちきん地鶏」専用の独自飼料と豊富な吉野川水系の天然水 を用い、4週齢以降は抗生物質不使用の無添加飼料を与え丹 精込めて育てています。
ストレスの無い環境でゆったりと健康に育てられた「土佐 はちきん地鶏」は、ジューシーで適度な歯ごたえと豊かな旨 味、脂質も少なくヘルシーな地鶏です。どの部位も先代の 味や肉質が伺われ、例えばもも肉ジューシーで弾むような 歯ごたえと旨味の大軍鶏から、胸肉はしっとり、ほんのりと した甘味を土佐九斤からそれぞれ味わい深く、焼く・揚げ る・炒める…様々なお料理に適した高品質でまるごと美味 しい地鶏です。